09年大学講座 | クリーニング業界の未来を担う東京都内の青年部員がLDブランド運動や広報、各種指導などの活動を展開しています。

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09年大学講座

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2009年11月29日(日)飯田橋クリーニングセンター3Fで都青会ゼミ(大学講座)を行いました。
参加者32名の中、講師に品質情報研究所の住連木まさし氏を迎え、これからのクリーニング産業の歴史的大改革の必要性について「200年目の新業態創造への挑戦」をテーマに行われました。
このページでは、当日の模様をダイジェストで紹介します。
なお、会員は専用ページ(要ログイン)にて当日の模様を全て動画で見ることが出来ます。

クリーニング産業の歴史を振り返る

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ドライクリーニング産業は誕生から185年が経過し、素材とデザインのために誕生しました。
戦前の日本でのドライクリーニングがフルスケールサービスとしての御用達仕事であり、産業としては戦後にGHQが統治下に入ってきてからとのこと。

1950年~
1950年CL業法が施行され、世界唯一衛生業として立法された日本のクリーニング業は、国民生活の清潔化という戦後の再生日本に対応し、御用達産業から大衆庶民へのサービス業として発展。
1960年~
1960年以降日本の経済成長と共に「自家ドライの普及」、「クリーニング需要急拡大」、「売り手市場の拡大」、「集中取次」を経て規格サービスと大衆価格で発展。

※御用達DNAは継承されながらも利益を圧迫 しみ抜き・ウェット・毛玉取り無料。
※社会性のための衣類から個性のための衣類に大転換し始め、樹脂コーティング加工・顔料加工・熱による影響の多様化、金属繊維の採用。

1967年~
1967年絵表示登場。1968年には繊維産業を所管する通産省主導で日本工業規格(JIS)を作成。適用範囲として家庭における洗濯などの取扱方法を指示するためにあり、結果的に「衛生業者(クリーニング業者)は繊維製品の取扱業者ではない。」という意味合いが濃い。 ちなみにISO表示はクリーニング業者も対象にしている。

現在世界のクリーニング業界は出口の無い混迷の中にあり、素材や加工はまだまだ大変革を続ける。そして点数は減り・・・ 

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依頼点数は大幅に減少しながら、従来のウール100%の背広上下から、難洗衣料といわれる多様な素材と加工が施されたアパレル製品が、クリーニング業に対し未知の専門的な技術を要求するという比率が拡大しつつあり、今後この傾向はますます進行する状況にある。

大衆化産業に個別ケアサービスを付加

・英国最大手のジョンソンクリーナーズは脱クリーニングのクリノロジーコンセプト。
・英国王室御用達”JEEVES"の新戦略。
・日本では繊維商品めんてなんす研究会創設。

詳しくは、会員限定コーナーの動画をご覧ください。

クリーニング産業における負のスパイラルの形成

先進諸国の社会経済の減速、ファストファッションの拡大と家庭洗濯需要拡大が進んでいる中、我々クリーニング産業の持つべきテーマとは。
  
・これからは標準衛生処理とテキスタイルケアの概念を分離。
・クリーニング技術の情報公開と商品化。
・プロ業者のためのメンテナンス情報提供の必要。

21世紀の国民衣生活に貢献するために世界のテキスタイルケア・プロ業を組織し、世界のケア業者とデザイナーとの協力によって、人々の装う喜びに貢献することが使命と言える。

詳しくは、会員限定コーナーの動画をご覧ください。